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  1. 広島県議会 2021-09-22
    2021-09-22 令和3年警察・商工労働委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年警察・商工労働委員会 本文 2021-09-22 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 45 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑犬童委員選択 2 : ◯答弁首席監察官選択 3 : ◯質疑犬童委員選択 4 : ◯答弁首席監察官選択 5 : ◯要望質疑犬童委員選択 6 : ◯答弁交通部長選択 7 : ◯要望犬童委員選択 8 : ◯質疑佐藤委員長選択 9 : ◯答弁交通部長選択 10 : ◯質疑佐藤委員長選択 11 : ◯答弁交通部長選択 12 : ◯質疑佐藤委員長選択 13 : ◯答弁交通部長選択 14 : ◯要望佐藤委員長選択 15 : ◯質疑村上委員選択 16 : ◯答弁観光課長選択 17 : ◯質疑村上委員選択 18 : ◯答弁観光課長選択 19 : ◯質疑村上委員選択 20 : ◯答弁観光課長選択 21 : ◯意見質疑村上委員選択 22 : ◯答弁観光課長選択 23 : ◯意見質疑村上委員選択 24 : ◯答弁観光課長選択 25 : ◯意見村上委員選択 26 : ◯質疑(三好委員) 選択 27 : ◯答弁(商工労働総務課長) 選択 28 : ◯要望質疑(三好委員) 選択 29 : ◯答弁観光課長選択 30 : ◯質疑(三好委員) 選択 31 : ◯答弁観光課長選択 32 : ◯要望質疑(三好委員) 選択 33 : ◯答弁(雇用労働政策課長) 選択 34 : ◯意見質疑(三好委員) 選択 35 : ◯答弁(雇用労働政策課長) 選択 36 : ◯要望(三好委員) 選択 37 : ◯質疑(田川委員) 選択 38 : ◯答弁観光課長選択 39 : ◯要望(田川委員) 選択 40 : ◯質疑犬童委員選択 41 : ◯答弁(雇用労働政策課長) 選択 42 : ◯要望犬童委員選択 43 : ◯質疑佐藤委員長選択 44 : ◯答弁(商工労働総務課長) 選択 45 : ◯要望佐藤委員長) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (開会に先立ち、首席監察官が警察官の逮捕事案について陳謝した。)  (1) 開会  午前10時30分  (2) 記録署名委員の指名        田 川 寿 一        砂 原 克 規  [警察本部関係]  (3) 当局説明    総務部長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑犬童委員) 質問通告はしていないのですが、2つだけ聞きます。警察官の不祥事は非常に残念なことですけれども、毎年と言っては失礼ですが、あります。問題は事件を起こした本人の更生についてで、処分すれば事足りると、辞めてもらったから関係ないとはならないものです。現実に辞めた人が、またいかがわしい団体に入って事件を起こすことがあったりしますので、更生させていく警察としてのプログラムはあるのですか。 2: ◯答弁首席監察官) 更生プログラムについては特に準備したものはございませんけれども、例えば5月に覚醒剤取締法違反で逮捕された者については、そういう薬物事犯は反社会組織に取り込まれる可能性も高いことから、そういったことにならないように、辞めた後も、職場からも定期的に連絡を取ってフォローしているところでございます。 3: ◯質疑犬童委員) 昨日か今日も他の県警で性犯罪について報道されていました。やはり性犯罪についても、職場のいろいろな実態とか仕事から来る問題などの原因もあると思うのです。単に個人の性格というもので片づけられない問題ではないかと思います。したがって、こういう問題についても警察としてどう更生させるのか、どうしたら未然に防げるのかというプログラムをつくって取り組んでほしいと思うのですが、どうですか。 4: ◯答弁首席監察官) 更生プログラムについては今後検討していかないといけないと思いますけれども、現在でもそういった職員については要指導職員と指定しておりまして、直接幹部が定期的に面接を行ったり、状況等を確認して、そのような非違事案を起こさないように対応しているところです。 5: ◯要望質疑犬童委員) ぜひ、処分が最終目的ではないので、どうやって更生させていくか、どう再犯を防ぐかを署内で他の職員も含めて十分検討して、不十分であってもプログラムをつくって取り組んでほしいと思います。  それと、災害復旧についてお伺いします。免許証の更新に免許センターへ行って、中を案内してもらったのです。そのとき、コースがイノシシが掘り返した畑のようになっていました。イノシシが掘って、それが水害の元になるということは、一般の田畑では多いことです。あれだけ土を掘り返していますが、免許センターのイノシシ対策については何か検討されたことがあるのですか。 6: ◯答弁交通部長) 過去にイノシシがコースの土を掘り返したということで、市を通じてわなを仕掛けたことが5年前にありましたが、残念ながら捕獲することはできませんでした。現在、どの程度やっているのかは詳細に把握しておりませんけれども、やはり委員御指摘のとおり捕獲していくように、市と佐伯区役所になるかと思いますけれども、そこと協力して進めていきたいと考えております。 7: ◯要望犬童委員) 直接関係ないみたいですが、あれだけ広範囲で芝生地帯を掘り返されているところを見て、私もびっくりしました。やはり管理運営上のこともありますし、呉市では、がけ地に穴を掘ったらそこに水がたまってその穴に落ちるということがよく起きているのです。ぜひ未然に防ぐように取り組んでいただくことも要望しておきます。 8: ◯質疑佐藤委員長) 確認ですけれども、コロナの第一波の頃、免許更新を延長する話があったと思います。あのときは、免許センターが休みになって更新ができなくなったから何か月か延長を認めますという話だったと思うのですけれども、今もそういった措置は取られているのか、お伺いします。 9: ◯答弁交通部長) 令和2年3月から新型コロナウイルス感染症の影響により、通常の更新手続が困難な方を対象といたしまして、運転免許証の更新可能期間などを3か月延長する手続を継続しております。現在は運転免許証の有効期間の末日が令和3年12月28日までの方を対象として継続実施しております。
    10: ◯質疑佐藤委員長) 今も3か月延長されているということです。先ほど申し上げましたが、あのときは免許センター自体も休みになったと思うのですが、今、休みにする対応もされているのか、お伺いします。 11: ◯答弁交通部長) 広島県運転免許センターが閉庁いたしましたのは、令和2年4月22日~5月18日の間でございまして、それ以降は、通常業務を行っております。なお、広島県東部運転免許センターにつきましては、令和2年12月17~22日まで、委託先の職員が新型コロナウイルスに感染したことで、一部の業務を中止しましたが、閉庁せずに業務はしております。 12: ◯質疑佐藤委員長) ということは、今はコロナで緊急事態になったとしても、閉庁せずに通常通りやられているのだと思います。  もう1件気になったのが、当時、延長を申請しに行かないといけなかったのです。実は私の妻がちょうどこの期間に入っていたから、休みだけれども延長申請をするために免許センターに行くと、免許センターが再開した後にまた更新の手続ができるという形でした。全員自動で3か月延長すればいいのに、申請を取りあえずしに来てくださいという形だったので、何で延長申請をしに行かないといけないのかという思いがありました。これは今も続いているのか、お伺いします。 13: ◯答弁交通部長) 更新延長手続につきましては、新型コロナウイルス感染防止の観点から、運転免許センター等における通常の更新に加えまして、新型コロナウイルス感染症の影響により通常の更新ができない方に対しまして、最寄りの警察署での申請でありますとか、郵送での申請を受理しております。これにつきましては、県警察のホームページなどでも、窓口の混雑緩和を避けるために極力郵送での申請をお願いしているところでございます。 14: ◯要望佐藤委員長) 分かりました。二度手間にもなるし、せっかく行くのだったらもう更新すればいいではないかという思いがあるので、近くで申請できたり郵送とかできるならそっちのほうがいいです。恐らく、広島県に限らず全国的な手続の話だと思いますけれども、その点を今後考慮していただければと思いますので、要望で終わります。    休憩 午前10時46分    再開 午前10時49分  [商工労働局・労働委員会事務局関係]  (再開に先立ち、商工労働局長が職員の不祥事について報告及び陳謝した。)  (5) 当局説明   1) 商工労働局長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   2) 商工労働総務課長が報告事項(3)、(4)について、別紙資料3、4により説明した。   3) 観光魅力創造担当監が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。  (6) 質疑・応答 15: ◯質疑村上委員) コロナ禍によって、これまで団体旅行客を扱っていた観光業も大きな変化に対応しなければいけない状況にあります。全国でもこの団体旅行客受入れ施設の経営状況が相当厳しくなっているので、観光戦略として重要な視点で、修学旅行に対する質問を行いたいと思っております。  直近5年間の修学旅行生について広島県全体の数と福山市の数を教えてください。 16: ◯答弁観光課長) 直近5年間の県全体及び福山市の修学旅行生の数につきましては、まず、平成28年が県全体で64万8,000人、うち福山市が6万4,000人、平成29年は県全体で68万7,000人、うち福山市が4万7,000人、平成30年は県全体で65万7,000人、うち福山市が4万8,000人、令和元年は県全体で64万1,000人、うち福山市が4万人、最後に、昨年、令和2年は県全体で20万5,000人、うち福山市1万5,000人と、コロナの影響によって大幅に減少しております。 17: ◯質疑村上委員) 今いただいたお答えですけれども、コロナ以前は60万人いたということです。そして修学旅行生の数が3分の1まで激減している状況ですけれども、平和学習という視点で、原爆ドームをはじめ、広島県は他県と比較して修学旅行生を獲得する上では、すごく大きなイニシアチブを持っていると思うのです。特に今後ウイズコロナの観点から、海外旅行だとか国内旅行でも飛行機に関わるものは相当減っていくと思うのです。そうなったときに、新幹線などで行ける広島県は、相当大きな観光集客ができるタイミングだと思っております。  特に福山市はこの中で見ると、令和2年で1万5,0000人、平成28年で6万4,000人ですが、もっとこの数字が取れていくと思うのです。そこで、広島県に来ている修学旅行生の宿泊や昼食などについて、どこで取っているのか、割合はどうなっているのか、具体的な数字があれば教えてください。 18: ◯答弁観光課長) 本県で修学旅行生が最も多い広島市におきましては、広島市を訪れた修学旅行生の県内宿泊割合を5割程度見込んでいると伺っております。また、修学旅行生の県内での昼食割合について具体な数値は持ち合わせておりませんけれども、例えば関東方面から来られる修学旅行生は、新幹線の中で弁当を食べられる生徒が多いとか、あとは、広島県到着後、自由行動の中で、お好み焼きなどといった広島県ならではの食を楽しんでいる事例が多いと伺っております。 19: ◯質疑村上委員) 今、具体的な数字がないということで、特に広島市では5割が宿泊して、残りの5割に対してはどうなっているのかなかなか見えてこないところで考えると、修学旅行は研修のための旅行という位置づけだと思うのです。そこで、体験型観光だとか、研修だとか、修学旅行生などを受け入れる地域、民泊受入れ人数及び民泊件数はどのようになっていますか。さらに、組織体制はどのようになっているのか、お伺いします。 20: ◯答弁観光課長) 体験型修学旅行生につきましては、現在、県内及び山口県周防大島町を含む8地域で受け入れております。受入れ可能人数は約1,700人、令和元年度における民泊件数は約1万8,000件となっております。また、組織体制につきましては、行政、経済団体、企業等で構成する広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会を中心に、地域の体験交流協議会などの関連団体も連携して、広島県の特性を生かした体験型修学旅行の誘致を推進しているところでございます。 21: ◯意見質疑村上委員) 体験型修学旅行誘致活動は資料でも見させてもらったのですけれども、8地域しかなくて、民泊受入れも1,700人程度で、1万人が年間の受入れ件数になっているということです。先生の立場で考えると、都市部への宿泊よりも、どちらかといえば生徒の管理などを楽にできるのは地方や山間部、さらに言えば離島や漁村地域などで、そういったところで受け入れてもらうのがいいかと思っているのです。それで、受入れ先では一定の収入源にもなって、それが1つの観光にもなるし、農業体験を通した溝掃除や草刈りといった、都市部の子供たちができない体験を通して地域課題解決にもつなげられるかと思っております。こういった体験型観光を各市町に拡充していく中で、誘致活動を強化していくことはどのようにお考えか、お伺いします。 22: ◯答弁観光課長) コロナ禍におきまして、自然体験などのニーズがこれまで以上に高まっているものと認識しております。ベイエリア協議会におきましても、受入れ体制の維持、拡大に向けて新たな受入れ地域の開拓を検討しておりますことから、本県といたしましても連携して取り組んでいきたいと考えております。 23: ◯意見質疑村上委員) 前向きな答弁ありがとうございます。  それで、観光で重要な視点は4つあると思いまして、まず、宿泊施設があるのか。そして、郷土料理を含めて食事がどうなのか。それとお土産、物産。あと、観光資源があるのか。これらを考えたときに、代表的なのは大阪府などです。大阪府はタコ焼きをはじめ、いろいろなものがありますし、宿泊施設も多いです。こういった4つのことを主眼に、60万人を超える修学旅行生の受入れに対して、もっと広島県として強化していただきたいと思うのです。この強化に当たっては、マーケティングの考え方に基づき、きちんと数字を割り出して、どのような組織体制で、どのように客単価を上げていくのかを考えていくことがとても重要だと思いますので、できる限りこの数字に対する把握を進めていただけたらと思っております。  それでは、最後に今後増えていくと思われる外国人の観光戦略について、お伺いします。  今後、外国人観光客が戻ってきたときにクールジャパンという、アニメや漫画、そしてゲームのキャラクターが重要になってくるかと思っております。マニアの中で聖地巡礼という言葉が出てきておりまして、全国で観光産業において大きく寄与しています。広島県としてこういった取組に対する見解をお伺いします。 24: ◯答弁観光課長) 委員御発言のとおり、アニメや漫画等につきましても、観光振興において重要なコンテンツであると認識しております。これまで本県におきましては、例えば呉市を舞台にしたアニメ映画「ももへの手紙」であるとか、竹原市を舞台としたアニメ「たまゆら」などを活用し、市と連携して取り組むことにより新たな誘客につなげてまいりました。これらはどちらかというと国内誘客が中心だったかもしれませんけれども、今後はインバウンドなども見据えながら、最近ではアニメや漫画以外にも、ゲームあるいはユーチューブなどの新たなキャラクターなども人気となっておりますことから、引き続きこうしたコンテンツの活用に取り組んでいきたいと考えております。 25: ◯意見村上委員) 一例として私が常に思っているのがポケモンです。ポケモンマンホールという企画があって、これが好評なのですが、現在募集停止しています。かなり自治体からの問合せがあって、見ていただいたら分かるのですけれども、マンホールをポケモンのキャラにして、そこにたくさんの人たちが来ているのです。ポケモン自体が1996年からスタートして25年がたつということで、子供のとき受け入れた人たち、例えば6歳でポケモンを見た人たちはもう30歳を超えているのです。  大人まで幅広く受け入れられており、ほかのアニメとは違って「ポケモンGO」というゲームと連動して大きな需要を起こす、活動市民を増やしていこうという企画もポケモンでやっております。今回のマンホールはもう受け入れていなかったとしても、ポケモンの映画は定期的にやっているので、シティープロモーションとして、こういったマンホールを使ってやっていきませんかということがあれば、広島県全体で推していくのがよいのではないか、民間だったらこういった形で取りにいくと思うのです。こういった考え方も持っていただきたいと思っております。  さらに言えば、現在eスポーツを含めて、ゲームとの連動が観光プロモーションでは大切なことだと思っておりまして、熊本県では大人気漫画「ONE PIECE」のキャラクターの銅像が熊本県のいろいろなところに建てられているのです。それと、兵庫県の淡路島では「クレヨンしんちゃん」など様々なキャラクターを使って誘致しているのです。ただこれが、銅像を配置してもお客さんが来る時代ではなくて、SNSとの連携にしっかりとつなげていかなければ、なかなか観光戦略としての広島県の誘客拡大にはつながらないと思いますので、ここも含めてしっかりと戦略的に取り組んでいただきたいと思っております。 26: ◯質疑(三好委員) まず、先ほど御説明にあった、緊急事態に伴う飲食店への協力金の支払い給付ですけれども、飲食組合と協力して支援事業を行われているということで、先般、報道もあったようですけれども、もう少し具体的にどういうことをされているのか、また、どのような反響があったのか、教えていただきたいと思います。 27: ◯答弁(商工労働総務課長) 今、委員御指摘のございました県飲食業生活衛生同業組合の御協力をいただきまして、県内17か所に相談窓口を設置済みです。この申請窓口では、感染症拡大防止協力支援金制度の周知でありますとか、申請に係る手続などの相談、それから、郵送申請に係る申請書の作成サポート、それとウェブ申請に係る入力等の申請サポートといった役割を担っていただいております。これまで、どちらかというと郵送申請が全体の9割でウェブ申請が1割という状況でありました。ウェブ申請のほうがこれまでの状況から見ると、圧倒的に申請スピードが早いということで、ウェブ申請に切り替えたいという思いがございまして、飲食組合のほうからも、ぜひ、このウェブ申請にしたらどうかと提案がございましたので、検討する中でこういったことをしております。  また、第4期の申請状況でございますけれども、先ほど御説明しましたが、9月18日現在で2,362件の申請がございますけれども、このうち96%に当たる2,271件がウェブ申請になっております。これまでの第1期、第2期も改善した状況でございまして、この相談窓口が少なからず影響を与えたのではないかと思っております。 28: ◯要望質疑(三好委員) まさに現場が欲しがっているものをしっかりと対応されたということで、他県に先んじて、大変すばらしい取組だと思っています。飲食組合の中で同じ組合員同士の若手が支援するということで、実は売上げとかが見えるので嫌がるのではないかという話もあったりしたのですが、実際にやってみると、やはり若手が年配をしっかりと支えて、このコロナ禍でぎくしゃくする中でもしっかり団結できたという話も聞き、大変すばらしい事業だと思います。これからも寄り添っていただいて、飲食業組合の皆さん方に喜んでいただけるような指導をしていただきたいと思います。  続いて、先ほど村上委員からもありましたけれども、観光のことについてお聞きします。  菅総理が、9月の初めだったと思いますけれども、11月頃からワクチンを打った前提で県をまたいでのGoToトラベルも再開すべきではないかと言われて、いよいよ観光課や観光連盟の出番だと思っていますけれども、まだあまり資料は出ておりません。今温められていると思うのですけれども、やはりいち早く他県に先んじていろいろなものを出してもらいたいのです。これが皆さんの勇気につながると思っています。先ほどインバウンドの話もありましたけれども、インバウンドはこれから再開したらボーナス点だと思っていて、まずは国内をしっかりと元に戻していくことが大事だと思っています。インバウンドは確かにずっと力を入れてきたのですが、冷静に考えると、今、国が25兆円の旅行消費でインバウンドが4兆円と言われているので、約2割です。そうすると、これから元に返した上で、2割の人が広島県に行こうと考えてくれたらリカバリーできるわけでありますから、これからの戦略の中で元に返してプラス2割、何とかしっかり人に来てもらうことをきちんと目標を立ててやっていくことは必要だと思っていますが、その辺どういう思いを持っておられるのか、お聞きします。 29: ◯答弁観光課長) 委員御発言のとおり、これまでインバウンドにはかなり注力してきたところでありますけれども、本県の総観光客数でいうところのインバウンドの割合はかなり低い10%にも満たない状況になっております。そうした中で、我々といたしましては、まずは国内誘客を当面しっかりと推進してまいりたいと思っております。今後、コロナ収束後に向けて反転攻勢に努めていきたいと考えているのですけれども、まずは感染状況を見極めた上で、適切なタイミングにおいて県民を対象とした旅行、宿泊割引事業を開始したいと考えております。  この事業を開始するに当たりましては、これまでコロナ拡大以降、反転攻勢に向けての仕込みとして、県として取り組んでまいりました新たな観光ニーズを踏まえて開発した観光プロダクトや、観光地の安全・安心情報などを積極的に発信してまいりたいとも考えております。  また、宿泊旅行割引と併せて地域クーポンの発行を行い、利用を促すことで、宿泊事業者や観光施設以外の飲食店や土産物屋など、幅広い観光関連事業者の支援にもつなげてまいりたいと考えております。  さらに、先ほど委員のお話にありましたけれども、県外との往来に制限がなくなり、制限緩和の流れの中でGoToトラベル等も開始された際には、市町やDMOとも連携して、インターネット等も用いて各ターゲットに応じた効果的な情報発信にも努めていきたいと考えております。  こうした取組によりまして、多くの観光客に本県を訪れていただき、高い満足度を得ていただくことで再訪につなげ、この割引事業による誘客効果を一過性のものにすることなく、持続性のある観光地づくりに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 30: ◯質疑(三好委員) いろいろ準備されているようでありますので、しっかり取り組んでいただきたいと思いますが、インバウンドと国内旅行、少しぼやっとしているところがあったので、ここに来てやはり、先ほども言われたように元に返すためにはどれだけ国内の人たちを集めるかということで、もう一回しっかり目標を立ててやっていただきたいと思うのです。その際に、プロダクトやクーポン等、いろいろお仕事があると思うのですけれども、それ以上に、先ほどもお話があったのですが、例えば民泊の方とか、地域で観光客に対して組合員で取組をしているとか、ボランティアといった方々の心も折れていると思うのです。ハード面のトイレとか手すりというところもしっかり見ていくのと同時に、民泊をやっている方の、ちょっとしんどくなったなという心をもう一回奮い起こさせてあげることも、実は、地域政策局とか環境県民局ではなくて、観光にやっていただきたい仕事だと思っています。その辺にもう入り込んでいって、今のうちからひずんだところ、傷ついたところをしっかりと治していくという目線でやっていただいて、これからGoToトラベルが始まったらしっかりと対応できるという事業もしていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 31: ◯答弁観光課長) 観光関連事業者をはじめ、地域住民も含めて大変厳しい状況にあると思っておりまして、観光の役割として、そうした地域住民を巻き込んで地域活性化を図ることも重要だと思っております。そうした視点を持ちながら、今後観光施策を進めてまいりたいと考えております。 32: ◯要望質疑(三好委員) 先ほど言いましたように、今、空振りでもいいからやることが大切だと思っていて、これが勇気につながると思いますので、しっかり地域のハード面、ソフト面をあぶり出して、引き取っていただいて、一緒につくっていくことをぜひとも観光課でもクーポンとかプロダクトの前にしっかりやっていただきたいと要望させていただきます。  最後に、外国人材についてお聞きしたいのですけれども、ここにも今回セミナーを開くという配付資料もあります。先般も新産業振興・雇用対策特別委員会の際に、これまでのいろいろな取組も見させていただきました。外国人へアンケートをしたり、受入れ企業へアンケートをしたり、生活支援の窓口をつくったりと、いろいろされてきているわけですが、そもそも外国人の方々へそういう支援を県民の税金を使ってやるのはどういう目的なのか、まずお聞かせいただきたいと思います。 33: ◯答弁(雇用労働政策課長) 現状といたしまして、まず、県内の外国人労働者は、昨年10月末現在では3万7,707人と過去最高を更新しておりまして、そういう現状を踏まえると、国内人材の採用を進めてもなお人材の確保が困難な企業においては、依然として外国人材の雇用ニーズが高い状況にあると思っています。  そういった県内事業者の事業活動に欠かせない存在として、外国人材の確保が必要だと思っています。 34: ◯意見質疑(三好委員) 外国人が広島県でしっかりと生活していただくため、外国人の人権を保護するという部分と、先ほど言われたように、まぎれもなく優良な、質の高い外国人材の労働力を確保するという部分、この二柱だと思います。前者はほかの部局が所管されるのでしょうけれども、やはり商工としては、優秀な人材や労働力を確保するのだということをもっと前面に出していくべきだと思っているのですが、なかなかそういう部分が響いてこないところもあります。例えばアンケートも、困り事はないですかとか、いろいろなアンケートがあります。それはそれで大切ですけれども、それが優秀な労働力を確保することにつながっているのかどうなのかもしっかり聞いていただきたいと思うのです。  だから、ここ何年か更新を続けて、実習生などが働いている企業については、広島県の取組によって人材がよくなってきているのかという観点で広島県の取組は評価できるのか、堂々とアンケートで聞くべきだと思います。これがいいのだったら続ければいいし、悪かったらやはり直していかないといけない。この検証もなかなか難しいですけれども、あまり目につかないなと思っています。  優秀な外国人を受け入れることになると、入国前にアプローチするわけですから、これもまた検証が非常に難しいと思うのです。例えばちまたでよく言われるのは、出入国在留管理庁、昔で言う入管ごとの入国の拒否率、もしくは、実習であれば実習計画の認定率、俗に言うとビザが発行されるかどうかの交付率です。こういうものを見るといろいろな傾向が分かると言われていて、やはり外国の方も、経歴、経験のいい方、語学能力、支弁能力のある方は東京都や大阪府といった大都市圏を目指して、振り落とされた方が地方都市に来るということです。その中でどうしても質が悪くなっていくことがあって、一概には言えないけれども、認定率も低くなってくることも傾向としてはあるともよく聞きます。  こういうこともしっかりと見ていく中で、本当に広島県に優秀な人材が向かってきているのか、この検証をしないと、商工としてせっかく税金を使ってやっていることが評価されないと思うのです。これはそろそろ始めてもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 35: ◯答弁(雇用労働政策課長) 委員のおっしゃる質の高い外国人材の確保についての検証につきまして、入国審査とか技能実習の計画認定状況なども1つの参考資料になると考えます。ただこれらは、様々な要件に照らし合わせた上で判定される側面もございます。令和元年度に県で企業調査を実施したときに、技能実習生などの外国人材に対する評価について企業にお聞きしました。そのときには、不満、やや不満と回答した企業は1割にとどまっておりまして、約7割の企業が仕事に対する姿勢や技能の向上速度について、満足、やや満足と回答している状況でございます。今後もそういう入国審査の状況等の情報も集めて、分析しながら、一方でこういう県内企業の調査などで受け入れた外国人材に対する評価などの実態を把握して、必要な対策を検討してまいりたいと考えております。 36: ◯要望(三好委員) そういうアンケートを行われているので、これを重ねていく中で、傾向をしっかり見ていただいて、ぼんやりと外国人のためにいろいろな事業をしているというのではなくて、やはり優秀な人材を確保することにつながっているのかきちんと評価するためのものをつくっていただきたいですし、そのPDCAをしっかり回していただけるような工夫をぜひともこれからお願いしまして質問を終わります。 37: ◯質疑(田川委員) 三好委員からも質問がありましたけれども、観光業について質問したいと思います。  今、緊急事態宣言下ですから、いずれにしてもすぐに観光事業を前に進めることはなかなか難しいと思っており、多分インバウンドは随分先の話になって、国内の人流をどんどん増やしていくことも今の時点でまだ難しいと思います。最初に行われるのは、先ほど三好委員の質問にもありましたけれども、県内のいわゆる宿泊事業等を進めるような宿泊旅行割引です。これは予算を積んであるようですけれども、そういうものを最初にやっていくようになると思います。問題はそのタイミングで、それが聞きたいのですけれども、ようやく昨日知事が会見していましたが、ステージ4を脱し、ステージ3に移るということです。このステージ3の状況でできるかというと、まだ不安が残るではないかと正直なところ思うのです。では、どういうタイミングなのか。ステージ2になれば、こうした宿泊旅行割引がスタートできるのかどうなのか、あるいは、もっと言えば、10、11月には国はワクチン接種を希望者全員が終えると言っています。それができた時点でやるのか、どういうタイミングでやろうとしているのか、考え方をお伺いします。 38: ◯答弁観光課長) 委員からステージの話がございましたけれども、この事業は国の予算を活用して実施するものでございまして、その要件としてステージ2以下が国の要件として設けられておりますので、1つこれが大きな判断基準になろうかと思っております。  その他、これまで我々としても検討してきました本県独自の警戒基準値をどうしていくかという議論も今後あろうかと思いますけれども、一方で国や他の自治体におきましてワクチン接種者による行動制限緩和みたいな議論もございますので、そうしたことも踏まえて判断していく必要があると思っております。  ただ、いずれにいたしましても、9月の三連休の人流の動き等の影響も見極める必要がありますので、私からそのタイミングは明確に申し上げることはできないですけれども、そうしたことを踏まえまして適切に開始時期を判断し、できるだけ速やかに事業者等にも周知していきたいと考えているところでございます。 39: ◯要望(田川委員) 観光業の皆さんは疲弊しておられますので、今言われたようにステージ2の時点で早期にぜひ実施していただきたいと思います。早くやることで裾野の広い観光業の支援につながると思いますので、ぜひお願いしたいと思います。 40: ◯質疑犬童委員) まず、呉地区の日本製鉄や神田造船などについて皆さん方に協力してもらったことに感謝したいと思います。  基本的にはその企業の経営者が責任を持って対応することであると思っているのです。しかしそうならないこともありますから、私たちも心配しているのですが、相談会をするに当たっては、就職を求めたけれども、受入先がないのでは困るわけです。どれだけ人を雇ってくれる職場を確保するかが最大のことだと思うのです。もちろん地元の商工会議所だとかいろいろな企業の協力もいただかなければいけないのですが、この点について、どう対応されているのか、お伺いします。 41: ◯答弁(雇用労働政策課長) 呉地区の製鉄業、造船業関係の求人開拓につきましては、今年度から広島市、福山市に設置しています働きたい人全力応援ステーションがございまして、そちらでコロナの離職者向けの求人開拓をずっとしておりましたけれども、そこの機能を拡充いたしまして、呉地区の製鉄業、造船業関係の求人開拓を行っているところでございます。呉市内からなるべく通える範囲内を中心に、県内全域で開拓しているところでございます。 42: ◯要望犬童委員) 皆さんよくしておられるのですけれども、ぜひ、そこに力を入れて就職を求める人と求人のバランスが取れるように、これからも努力していただきたいと思います。  もう一つは、労働者協同組合法が制定されて、あなた方も勉強されていて、説明もしていただいたのですが、新しい法律が来年10月に施行されます。この法律に基づいて、これまで対象にならなかった事業所、組合が法的な根拠を持って、これから県の支援をいただけると思って私は非常に注目しています。労働者協同組合法について、今日は説明はいいですけれども、ぜひ一度、委員会でも説明していただきたいです。そして、私もいくらか付き合いがあって、この組合をつくってもらうことは長い間の要望だったので、やっと制定されて期待していますけれども、この組合法の対象になる団体はどのくらい広島県内にあるのか、また後日でいいですから、教えていただけたらありがたいです。ぜひ、この労働者協同組合法が円滑に機能するように取り組んでいただくようにお願いします。 43: ◯質疑佐藤委員長) 先ほど当日配付資料で、飲食店の協力支援金の説明がありました。私から、前々回の委員会だったと思うのですけれども、こういった支援金の申請の中で不正なものがないかと質問したと思います。県民の方々から、あそこの店はやっていないのにおかしいのではないかという連絡があったと思うのですけれども、そういった件に対して、前々回のときにはまだ調べている最中で、きちんとした回答はなかったです。資料を見ると、第1期の申請のうち、もう99%は支給して、残り百何件かぐらいには支払いをしていないようです。支払っていないのは、不正があったと認められたからなのか、それとも不備があってきちんとした書類が出せなかったからなのか、その辺りどう見たらいいのか、説明をお願いします。 44: ◯答弁(商工労働総務課長) 今、御指摘がございました支払い件数と申請件数の差の部分ですが、130件程度あるかと思います。これについては、今、委員のおっしゃられた、一部ここは営業していないのではないかという問合せがあったりとか、あと、県で見回りもやっておりますので、そういったところの中で疑わしいものにつきましては、追加の資料を求めたりとか、書類不備の点を指摘して出していただくようにしておりまして、現時点で、今この130件全てが不正ということではございません。今一応期限を切って、そういった資料を出していただいて、結果として資料がそろわないということになれば、交付しないという選択肢もあり得ますので、現時点ではまだ、何件というのは申し上げることはできません。 45: ◯要望佐藤委員長) 今言われた130件が全て不正ではないのかもしれないですし、もちろんきちんとした書類が出せないからといって、そこが不正を働いたともなかなか認定はできないと思います。ただ、ほかの方々がきちんと出しているものを出さない限りは支払いませんという、やはりきちんとした対応はしていかないといけないと思います。今回、第1期にそれぐらいの件数があったということは、今後の第2~4期とかも同様のケースがあるかもしれないですし、同じところがそういう申請をしているのではないかと思うので、早く対応もしないといけないかもしれないですけれども、そういった目で、厳しいチェックもしていかないといけないと思いますので、引き続きこの辺りはよろしくお願いします。  (7) 閉会  午前11時43分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...